2023年8月19日土曜日

コマドリ(市民展)

 ☆今年の市民展への出品作です。

タイトル:『歌うコマドリ』
キャプション:大都市の真ん中の公園で、日本三鳴鳥のひとつコマドリが、美しい声で鳴いていました。
写真サイズ:全紙(560mm×457mm)

春4月、南の国から渡ってくるコマドリが、都市公園でほっと一息休憩します。
一日だけ休憩して、夜には山の方へ飛んで行きます。
鳴き声が、「ヒンカラカラ」と馬(駒)の鳴き声のように聞こえることから、コマドリ(駒鳥)と名付けられたそうです。



2023年8月9日水曜日

ボソッと(マイナ・防衛機密・セキュリティ)

 

マイナの総点検「中間」報告で、
保険証とのひも付けミスが新たに1069件との報道。
その他、年金情報でも誤り、
障害者手帳のひも付けミス、
児童手当、住民税などで、ひも付け手順が不適切。

河野デジタル担当相は、
「1069件。点検データの約0.007%。閲覧された事例は5件」、
として、あたかも少数の事例だからよいとも言いたげな、無責任さ。
こんなことは、1件でもあってはいけない。
そもそもこんな初歩的なミスで!

一方で、
中国軍のハッカーが、日本政府の防衛機密情報にアクセスしていたことを、
米紙が報告した。
この侵入について気付いたのは、当事者の日本政府ではなく、米側だ。
なにやってんだよ、日本政府!
これに対し、浜田防衛相は「機密情報が漏洩したとの事実は確認していない」とコメント。
そういう問題じゃないだろう。
思考がずれている。
システムに入り込まれたことに気付かなかったことが第一の問題。
そんなこともできない能力で、漏洩したかどうかの確認ができるのか?
だから、「事実は確認していない」表現になるのではないか。
つまり、「漏洩したかもしれないが、確認することができない」と受け取る。

そもそも、侵入に気付いた米政府が18年に日本の防衛省に連絡したが、
その後もシステムに入り込まれていたとのこと。
結局、5年経過しても充分なセキュリティ強化ができず、「日本のサイバーセキュリティが強化されなければ、今後米国との情報共有が遅れる可能性がある」、とまで言われるに至ってしまった。
つまり、日本のセキュリティは世界レベルではない・信頼できないということだ。

情報のデジタル化は、必要だという事はわかるが、
マイナ一本化など国家的な政策としては、デジタル化に際して、
まずは、サイバーセキュリティを強固にしてからの話だと思う。そうでなければ、個人情報なんぞは、いとも簡単にサイバー攻撃・ハッキング・漏洩・改ざんすらされてしまうだろう。
ひも付けすら完璧にできない状態で、個人情報を安全に管理することなんてできやしない。

初歩的ミスは当然「0」でなければならない。0.001%でも不可。
各国がやっていて、メリットが多いとのことで、
日本も遅れないようにデジタル化して、不備があればその時点で修正すればよいとの考えで突き進むのは、
いかがなものかと思う。
初歩的なミスも含め、それまでに、どれだけの個人情報が漏洩されたり、不利益を被るのか?
さらには、保険証とのひも付けミスで、間違った診療をされてしまわないのか?
デジタル化に関する考えが甘いと思う。
昨今のコロナワクチンによる副作用で苦しんでいる人の情報をみても、政府が積極的にその責任を負って対処するという事をしないのは明らか。

セキュリティ技術について、
米と日本とでは、大人と子供位の差がある。
マイナカードへの一本化は、日本の技術レベルでは、まだ15年早いと思う。
デジタル化に関して、日本政府のやり方は、信頼できない。