2018年11月30日金曜日

エナガ・ルリビタキ

☆かわいいエナガちゃん。
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☆ルリビタキ(メス)。

2018年11月29日木曜日

カワアイサ

☆ロケットのように、速く直線的にぶっ飛んでいきました。

2018年11月28日水曜日

ミサゴ・オオタカ

☆ミサゴ。
3羽同時に飛来したけど、遠いし、3羽が近づいてくれない。

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☆一瞬だけ姿をみせたオオタカ。

2018年11月27日火曜日

イタチ

☆今日はポカポカ陽気で、イタチが出てきました。
虫を捕まえているようです。



2018年11月25日日曜日

オオタカ(成鳥・幼鳥)・ハイタカ

今日はよく出てくれました。

☆オオタカ成鳥。
カラスが・・・・・おんぶ・・・。


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☆オオタカ幼鳥。

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☆ハイタカ。
遠かったけど。


2018年11月24日土曜日

オオタカ

☆オオタカ。
連写したけど、遠かった。



 止ってくれたが枝被り。

2018年11月22日木曜日

娘の出産

午前10時、陣痛が始まって入院することになったとの連絡が娘から入る。
そっか、じゃ、今晩位に出産かなと勝手に思い込む。
買い物や家事をすませて、午後3時ごろ様子を見に病院へ行く。
娘はすでに陣痛室にいた。
娘は痛くて会話もできない。苦痛の表情が続く。
娘の旦那も俺も頑張れとしか言えない。
助産師さんからは、「5センチの開口、順調に進んでいる。赤ちゃんも元気な心音」とのこと。
赤ちゃんの心拍数は140-150位だったかな。
心音がモニターから大きな音で聞こえてくる。
すごく速いですねと言ったら、胎児は大人の2-3倍速いとのこと。へ~そうなんだ。
やはり、今晩かなと思い、旦那には分娩室に入ったら教えて欲しいと伝えて、
一旦帰宅し、夕食の準備をする。

午後7時頃、旦那にメールで様子を聞く。
『陣痛は2-3分間隔で来てるが、まだ。』とのこと。

午後8時頃、病院へ様子を見に行く。
体勢を変えて、痛みに耐えている。
まだまだ、時間がかかるらしい。
やはり、陣痛は2-3分間隔のようだ。
そのたびに、旦那が世話をしてくれている。
痛みが少しでも和らぐ方法を助産師さんに教えてもらったとのこと。
ありがたい。
この旦那がついていてくれれば安心だな。
俺はなにをしてやればいいのか、なにもしてやれない。そんなもんだよな。
『おかあさんが、(天国から)見守ってくれているから、安心して、がんばれ!』
それが、俺が絞り出した言葉だった。

まだかかるということなので、俺は一旦帰宅することにした。
帰り際、旦那が分娩室に入ったら連絡しようかと言ってくれたけど、たぶん寝ているので、メールだけ入れてくれるようお願いした。

帰宅後、風呂入って、早く寝ようと布団に入る。
が、寝れない。
意識は少し遠のいたりするのだが、寝られない。
連絡も入らない。
1時間、2時間、3時間、・・・・・・、
うとうとはするものの、寝れない。連絡もこない。
そんなんが続き、・・・・・、朝6時になってしまった。

メールを入れて様子を聞くと、
まだ陣痛室にいるとのこと。
長いなぁ~。まだかぁ~。
心配になって、ネット検索すると、『遷延分娩』のキーワードを見つける。
「規則的な陣痛が来てから、初産婦で30時間以上生まれない場合」とのこと。
そうなるとそれなりのリスクがあるらしく、対処しなければならないらしい。
娘の場合、前日の午前10時には、10分間隔の陣痛が来ていたとのことなので、
もうすぐ、24時間経とうとしている。
心配になってくる。
早く生まれてくれないかなぁ。
『おかあさんが守ってくれているから』と自分にも言い聞かす。

洗濯等をすませて、8時半ごろ、病院へ行く。
娘は陣痛の痛みに悲鳴のような声。2-3分間隔だろうか。
もう、丸一日、痛みに耐え、
顔色も悪く、ぐったりしている。大丈夫だろうか。
産む力は残っているのかと、心配になるくらいの表情だ。
悲鳴だけは繰り返す。
自分でも力をつけなければいけないと、朝食のおにぎりを、がんばって、少しでもと口に入れている。
でも、ほんの少ししか口に入らなかった。

明け方には、陣痛が弱くなってきたため、陣痛促進剤を使い始めたとのこと。
よかった。ちゃんと対処してくれている。「少し前に8センチ開口だった」と聞いたような気がする。
陣痛促進剤はプロスタなのだろうか? 
と、ふと、元職業柄頭をよぎるが、今はそんなことはどうでもよい。母子ともに無事であればよい。
2-3分間隔で悲鳴。俺は見守ることしかしていない。
モニターを見ると、陣痛の強弱によって変動する数値がある。
痛みが少ない時には、10-20程度、悲鳴を上げながら苦しんでいるときは60に跳ね上がる。
助産師さんに聞いてみると、陣痛の強度を測定しているとのこと。
へ~、すごいなぁ。と感心。
今から、内診するとのことで、男は退室。

内診が終わって、分娩室に行きますとのこと。
いよいよか。でもまだ2-3時間はかかるだろうなぁと、また勝手に思う。
旦那は出産に立ち会う。
俺は、以前にどうするか聞かれたけど、なんか気まずいような気がして断ってある。
俺の時代では、分娩室なんて、男子禁制の場所だった。
出産に立ち会うなんて、思いもよらない。
取りあえず荷物を持って、分娩室の方へ。
旦那と二人で分娩室の外の椅子で様子を伺うことにした。
産まれそうになったら、旦那は呼ばれるとのこと。
分娩室からは、悲鳴が聞こえるので、少し様子を伺って、俺は一旦帰るつもり。
そうこうしていると、もうじき産まれそうとのことで、旦那が呼ばれた。
えぇぇっ、もうなの?
「お父さんはどうする?」と聞いてくれた。
やはり、男子禁制という頭があるし、見てはいけないもののような気がする。
でも、あれだけ悲鳴を上げている娘が心配なのと、母子の安否はめっちゃ気になる。
娘に立ち会ってよいか、聞いてもらった。
そしたら、どちらでもいい、とのこと。
で、一瞬頭が混乱したが、立ち会わせてもらうことにして、分娩室に入った。
となれば、赤ちゃんがどうやって出てくるのか、気になる。
見たことないし。
「髪の毛が見える」とか言うけど、どういうふうなのよ、と旦那と話したりもしていた。

娘は助産師さんの言うことを聞いて一所懸命、呼吸を合わせ、力を入れている。
『目をつぶらない。目を開けて私を見て。』
『声(悲鳴)を出さない。口閉じて。声出すと力が抜けるよ。』
『ベッドの取っ手を強く握って、ぐっと力を入れて』
看護師さんにも背中を起こし支えられて、さらにぐっと力が入る。
陣痛にタイミングを合わせているようだ。
『よーし、息止めて、はいグーと力を入れて・・・・。(息止めて無言で力むこと5~10秒)。一旦息してすぐにもう一回、グーっと。もう一回行けたら行くよ。はいグーと。はーい、息はいて楽にして、』
『よーし、上手だよ。』
グーと力を入れるのを2回、できれば3回繰り返し、すこしの間、楽にして休憩。
これを繰り返す。
娘が力を入れて踏ん張っているとき、同時に息を止めて力の入っている自分がいることに気が付いた。
想定外でした。
この状況を見て、赤ちゃんは『産まれる』のではなく、『産むもの』のほうが、表現があっている気がした。

何回も何回も力みを繰り返し、頭が見えてきたらしい。
旦那が見に行こうとしたが、男はそちらはダメらしい。

もうすぐ、もうすぐ、と言いながら、力みを繰り返す。
助産師さんからは、娘に『もうすぐ会えるよ』と、励ます言葉。
すごいなぁ。女性はすごいな。と旦那。
時間の経過はわからない。ただ、繰り返される力みを見守る。
俺もそれに合わせて何度息を止めたのだろう。

そして、とある瞬間、助産師さんが、『うまれたよ』と言って、上げられた手には、
でっかい赤ちゃん。
『おぎゃー』と、元気な泣き声。よかったぁ。
娘も安堵か・・。俺の位置からは娘の顔は見えない。
助産師さんからは、
『上手だったよ。こんなに大きい子!がんぱったね。自信を持っていいよ』と声をかけられている。

赤ちゃんは体の汚れをすこし拭かれた後、分娩台上の娘の胸に。
胸の上で、安心したように静かにしている。心臓の音が子守唄か。
しばらくこの状態が続く。
このスキンシップがいいらしい。
そして、赤ちゃんをもっと綺麗にしたりするために、娘から離すと、手足をもがいて、母を探すようによく泣く。
やはり母を求めているのかな。
体重を計ったら、3980グラム。でかいね。
お腹の中に居る時から、大きくて出産が大変かもと言われてはいたのですがね。

そして、再び娘の胸に(まだいろいろな処置で分娩台上の娘)。
赤ちゃんは安心している。
娘は、指で赤ちゃんのほっぺをつんつんしたりしている。
『爪の形が私にそっくり』と。
その爪の形はおかあさんゆずりだよね。
赤ちゃんが、ちゅぱちゅぱと、おっぱいを探しているようだ。
口の周りはよだれでいっぱい(後で聞いたところによると羊水らしい)。
本能かねぇ、と言いながら、口におっぱいを吸わせてやると、ちゅぱちゅぱと吸い始める。
まだ、おっぱいは出てないんですがね。

そこに母と子の絆のようなものを感じました。
そして、娘が母になったことを感じました。

ほんとうにいい経験をさせてもらいました。
ありがとう。
家に帰っておかあさん(妻)に報告。
『元気な男の子が産まれたよ。
〇〇〇(娘)も元気だよ。
ありがとう。
これからも見守ってくれよ』