2023年11月19日日曜日

ボソッと(ペットボトルの水)・追加あり


☆ペットボトル入りの水、災害時のために備蓄してある。
賞味期限が6年も過ぎてしまったので、新しいものに交換した。
で、古いヤツの段ボールの外箱を空けてみたら、
すべてのペットボトルが、凹んでいた。つまり減圧状態になっている。
何じゃ、こりゃ?????

『水は未開封の状態であれば腐ることがなく、
賞味期限が過ぎてしまっても飲料水や生活用水として活用できる。』
と言うのは知っていた。
もし、ペットボトルにピンホールでも開いていれば、雑菌の混入で飲めなくなるだろうが、
減圧になってしまうというのは、穴が開いているわけではない。

調べてみたら、分かった!
『確かにペットボトルが未開封で水の中に雑菌が入っていなければ品質は劣化しません。 
しかし、実はペットボトルは容器自体に通気性があるので長期間保存していると水が蒸発し、当初の容量より減ってしまいます。
 つまり、ペットボトルのお水の賞味期限とは「蒸発によって内容量が減り始めるまでの期限」のことなのです。』
ということらしい。

なるほどな、つまりペットボトルには
雑菌が入れるほどの穴は無いが、H2O分子が通過できる程度の穴は開いているという事なんだな。勉強になった。

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(追加分)
と、ここまでは昨日書いたのですが、その後ふと思った。

ボトルが減圧となっているのに、なぜ空気中の成分(窒素や酸素)がボトル内に入って来ないのか???

そこで、分子の大きさをネットで調べてみると、
『窒素と酸素の分子サイズは、それぞれ0.36nmと0.35nm』で、
『水分子の大きさは0.38nm』とのことです。
という事で、ペットボトルの穴のサイズだけでは、説明できないような気がした。

なぜボトル内が減圧になっているのに、窒素や酸素またはH2O分子がボトル内に入ってこないのか、分かりません。

で、自分勝手に考えてみた。
1.最近寒くなってきているので、ボトル内部の空気が収縮して減圧になったのか?
これに対して、42℃のお湯にしばらく浸しておいたが、変化なし。
で、この仮説は却下。

2.取り合えず、どれだけの水が蒸発してしまったのか、重量測定してみた。
2-1 まず、購入時点での予測重量は、2000mlの水+ペットボトル重量=2030~2040g。
2-2 現在の水+ペットボトルを測ってみたら、なんと1854g だった。
ええええ!!!賞味期限後6年間で200g近く蒸発しているのかい!!!
確認のため、中に入っている水の容量を測ったら、約1820mlだった。
容量測定は、料理用のメジャーカップ(200ml)を使ったので、誤差はある。
ついで、空のボトルの重量を測ったら、37gだった(少し水滴は残っている状態で)。
3本のペットボトル水について、同様の測定をしたが、ほぼ同等だったので、まあそんなもんだろう。
200mlも蒸発しているのに、なぜ、その減圧度を窒素や酸素が補填しないのか??わからん!!

ここで、自分勝手な推論。
①水が蒸発する方が、外部からN2やO2がボトル内に侵入してくるよりも、速い・勢いが強い。
②じゃ、なぜそんなことが起こるのか?
なぜ、ペットボトル中の水が通気口を通して、こんなにたくさん蒸発してしまうのか?
また勝手に推論して・・・・・、
ボトル内の水蒸気(水分子)の分圧が高いからではないか。
and/or、エントロピー増大の法則か。
イメージ的には、ペットボトルの空間中に水分子がいっぱいいるということ。そして、こいつらが外に出たがっている。
そういった言葉は思い出したものの、詳細は忘れてしまって、よく分からん(笑)。
 
まっ、そんなところで、自分的にはある程度納得したんだけれど、
これは、自分の勝手な納得で、全く間違っている可能性が大いにあるので、
これを読んだ人は、安易に信じないで下さい(笑)。
逆に、正解を知っている人は、教えて下さい。


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