2019年10月22日火曜日

サギ(流し撮り+α)

☆暇な時間は、流し撮りの練習。
SS:1/80秒。
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鳥の流し撮りにおける背景の流れ程度に関する考察。
図1参照。
図1
考え方の基本は三角形の相似。

青丸が自分の位置。
赤矢印が鳥の移動距離。左から右へ飛ぶとする。
背景Aと背景Bは、自分からの距離および鳥からの距離が異なる。

左ライン側をスタートにカメラで鳥を追いかける。
1/80秒の間に、右ライン側まで鳥が移動する。
その間、鳥はカメラのセンサー上のど真ん中に維持され、なんのブレも無いものとする。
一方、背景は静止しているので流れることになる。

カメラのセンサー内を想像する。
背景A。
スタート時左ライン側でカメラセンサー中央部で捉えた位置1は、
カメラが右ライン側へ到達した時、センサー内では、位置2に移動する。
すなわち、これだけ、流れることになる。
(この間、鳥はセンサー中央部で維持される)

同様に背景Bでは、
センサー内で、位置3は、位置4に移動する。
すなわち、背景Aと比較して、流れの程度は大きくなる。

以上より、カメラの振り幅が同じ場合、
自分から鳥までの距離を基本距離とすれば、
その基本距離に対する、自分から背景までの距離、の比が、
背景の流れ具合を決定するものと考える。

補足。
・背景の流れを大きくするために、背景がずっと遠くにあればよいかと言えば、そういう場合、背景はボケるだけになると思われる。
・SSを遅くすれば、カメラの振り幅が広がり、鳥の移動距離が長くなるとともに、背景の流れ具合も大きくなる。
・鳥の飛行速度が速い場合には、SSを速くしても、鳥の移動距離が稼げる(カメラの振り幅が稼げる)ので、背景は流れる。

以上。

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