2024年4月21日日曜日

コマドリはメスも囀る(追加あり)

 

今日は雨なので、調べ物をしようと、パソコンに向かっていたが、雨降らねえじゃん。
まっ、いっか(笑)。

さてと、調べものだが・・・・・。

メスのような色合いのコマドリが囀っていたとのこと。
囀りは雄のみとの印象が強いので、若雄のコマドリかと思ったが、気にはなっていた。

調べてみると、色々な鳥種でメスも囀るとのこと。
『オオルリ、コルリ、コマドリ、イソヒヨドリ、マミジロ、サンコウチョウ、イカル、カヤクグリ、ミソサザイなどは、』メスも囀るらしい。
『メスが囀ることの意義については、つがいの絆を深める、周囲のライバルのメスに対する威嚇などの説がある。また、外敵が縄張り内に侵入したり、巣に近付いた時にもメスが囀ることがあると言われており、』
以上の参考資料は、
(上の引用中、『巣に近づいたとき』と言うのは、威嚇ではないのか。威嚇と囀りが同じ声なのか?囀りが縄張り主張なら威嚇と同等でもよいと思うが、求愛と威嚇が同じ声というのはどうなの?微妙な違いがあるのではないか?

メスが囀る論文も出されている。

そっか、メスも囀るんだ。
そう言えば、以前、誰かから聞いたことがある気がする。
しっかり頭にインプットしておこう。

囀りって、個体差もあるし、聞いた人の印象もあるし、
メスが本当に囀るのだろうか?
鳴き声声紋で正確に判断しているのか?
と個人的には、あまり信じていなかったが、どうもほんとうらしい(笑)。

でも、ざっと目を通したところでは、
縄張り宣言や、求愛時、繁殖時・繁殖地での観察のようだ。

なので、渡りの一時的な休憩地で、メスが囀ることがあるのだろうか。
まあ、絶対に無いとは言わないが。

雄の囀りと、メスの囀りに聞こえる声は、何か違いがあるんじゃないの?
と言うのが、まだ俺の頭のどこかにある。

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(追加分)

昨日投稿中の3番目の報告書(山階鳥類研究所研究報告)で、
初めAbstractの最初の方を読んで、コルリのメスで、繁殖期の話かと、
そこまで読んで止めてしまった。

が、その後、下まで読んだら、
『メスの囀りにもいくつかのレパートリがあったが,オスの囀りと異なり,囀り4パターンの中,2パターンにおいて,オスの囀りに特徴的な「チッ,チッ,チッ…」という前奏が聞かれなかった。メスはオスよりも低い声で,また,オスよりも弱い声で囀っていたが,囀りのパターンは部分的にはよく似ている傾向が見られた。』
との記載があった。

やはり、そうなんだ!
一口に囀りと言っても、違いがあるんだ!
オスの囀り、メスの囀り、求愛、縄張り宣言、威嚇、警戒など、
それぞれ、鳴き方を変えて、意味のある鳴き声でコミュニケーションしているものと思われる。
"人間様"がその違いを認識できていないだけなのであろう。
いずれ、このような違いが解明されていくものと思われる。
と言いつつも、この文献は2000年のものだった。
(と言う事は、余談になるが、シジュウカラの鳴き声に関する研究はその後のものだったのか)


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