2018年10月15日月曜日

托卵

昨日、NHKの「ダーウィンが来た!」で、托卵についてやっていた。
カッコウがヨシキリへの托卵。

僕は今まで理解できなかった。
『何で、体の大きさがあんなに違うのに、自分の卵と他の鳥の卵の区別が付かないの?あほか?(笑)』と。
カッコウはヨシキリの2倍位の大きさだし。
卵もそんなに大きさが違ったら、すぐに区別は付くだろうにと!!!

しかし、映像を見て、やっとわかった。
カッコウの卵って、小さいんだ!!
だから、小さな鳥の卵に紛れさせても、大きさ的には区別がつきにくい!
なるほどね。
『あほか?』と思ったこと、ごめんよ(笑)。
体の大きさと、卵の大きさは比例しないんだね。
俺は今まで感覚的に鳥の大きさと卵の大きさは、比例するかと思っていたのだ。

5月に、カッコウを撮った時、
コサメビタキがカッコウを執拗に追いかけていた。
今思えば、追っ払っていたのかな。
その時、コサメちゃんの所にカッコウが托卵するとは、思いもよらず、
なぜ追っかけているんだろうとしか思わなかった。

あと、映像の中で印象に残ったのは、
ヨシキリ親鳥よりも大きくなったカッコウの雛に、ヨシキリが一所懸命に餌を与えているところ。
ナレーションでは、一旦雛と思い込んでしまうと、親は「自分の子供であること」に疑いもせずに、一生懸命育てるとのこと!!
うむ~、頭の中を何かがグルグル回りました。
一方で、よく聞く話は、卵からかえった雛は、一番初めに目にしたもの、
つまり、それが親鳥なら当然ですが、それが人間なら人間を親と思うらしいということ。

だからと言って、結論じみたことは言えませんが、鳥の習性と言うのはとても興味深いものです。

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