2022年11月11日金曜日

エナガ・ボソッと

 ☆バッチ・グーのエナガちゃんが撮れた。
今日は、この1枚で、満足、満足😊


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☆メタバースと言う言葉をよく耳にするようになった。
3D空間でアバターを使って、コミュニケーションをとる。
でも、これって今に始まったことではない。
すでに、2000年前後に、WCJ(World Chat Japan)と言うアプリがあり、今思えば、先駆的なものだった。
宇宙ステーションの中に、部屋や廊下があり、その中を自分のアバターで歩き回り、人と話し合い、裏技で宇宙ステーションの外へもでることができた。
俺もこれにしっかりハマった。
20年以上も前の話だ。

このアプリで、北海道から九州まで、知り合いが沢山できた。
アプリの中の裏技なども教え合ったりした。
様々なジャンルの人と話した。
アウトローの人たちとも話したことがある。本当かどうかは知らんけど。
怖い思いもした。悲しい思いもした。

一番怖い印象で残っているのは、
突然目の前に現れた初めての見ず知らずのアバターに、
『お前、殺してやる』と言われたこと。
ものすごく怖かった。リアルに来るんじゃないかと、恐怖だった。
アプリの中で知り合った人たちに、その怖さを言った。相談した。
そして、アドバイスをもらった。皆に助けてもらった。精神的にほんとうに助かった。

そんな中で、いろんな世界を知った。オフミをしたこともある。
ネットの怖さや、耐性もできた。
そして、自分を見直すこともできた。いろんな意味で俺自身、考え方が変わったと思う。
今でも印象に残っているのは、ある人から言われた言葉。
『〇〇〇(俺のハンドル)は、いつも差しさわりの無い、いい子ちゃん返事ばっかり。本心を言わないからつまらない』と。
その人、やり手の実業家だった。
この言葉、かなり俺を変えてくれた。

当時はブログではなく、各自がホームページを作って、その中に掲示板も作って、書き合ったりした。
今思えば、怖い人はいたけど、人を騙すような人とは出会わなかった。
ほとんどがいい人ばかり。運がよかったのかな。

当時は、使い放題の通信はなく、従量制。
かつ、遅いモデムを使って、やりとりしていた。
そりゃ、電話代がめちゃくちゃかかった。毎日何時間も接続しているから。

また、今では Lineがよく使われているが、
当時は、ICQと言うのがあって、チャットしたものだ。基本的に似ている。
すごく便利だった。
WCJとICQ数人と複数画面を立ち上げおいて、数人と同時会話したりもしていた。タイピングも速くなったわ(笑)。

当時を思うと、次から次へと様々なことが思い出される。
あのアプリは俺を変えたんだと思っている。ほんといろんな人と話した。
最近のメタバースの映像を少し見たんだけど、アバターの口も細かく動くんだね。
当時のWCJのアバターは、前、後ろ、横、斜めからの写真を組み合わせたもの(確か8枚までだったかな)、が移動・回転するようになっていた。
自分で、アバターを作ることもできた。俺も作ったわ。

あのアプリは優秀だったと思う。
あの当時の遅い通信環境の中で、あまりストレスなく動いていたんだよ。
今思えば、凄いと思う。
最高のシステム環境が無くても、貧弱な環境でもサクサク動くアプリが欲しいね。
そして、うまく使ってほしいな。
なつかしいな。


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